作者：詠み人知らず

紅華と碧雫

祥子は、大正時代を生きる美しい令嬢だ。身長170cmのスタイルは抜群で、その美しさはまさに花のようだった。彼女の背中には大財閥の名である鈴木家の紋が刻まれている。しかし、彼女の心には禁断の愛が溢れていた。

祥子の心の中には、家族や社会からは決して許されない禁断の感情が燃えていた。それは彼女が家族のために選ばれた許嫁ではなく、同じく鈴木家に仕えるメイド、みどりに対するものだった。

みどりは、スレンダーな体つきと美しい瞳を持つメイドだった。彼女もまた祥子に対して深い想いを抱いていたが、その想いは絶対に言葉にはしなかった。社会の厳しい掟の中で、彼女たちの愛は黙って胸に秘められた。

日々、みどりは祥子に仕えるために、祥子の髪を梳かしたり、お風呂の準備をしたりと、黙々と働いていた。彼女は常に優雅な笑みを浮かべながら、祥子に微笑むたびに胸が高鳴っていた。

ある夜、祥子とみどりは二人きりで部屋に入った。その日は特別な日で、祥子の誕生日だったのだ。みどりは祥子のために、手作りのケーキを持ってきていた。祥子は感激のあまり、みどりに抱きついてしまった。

「みどり、あなたのことが大好き。もっと一緒にいたい」と祥子はつぶやく。

みどりは顔を紅潮させながら微笑んだ。

「私も祥子様のこと、心から愛しています」とみどりは言葉を返す。

二人は抱き合い、長い間キスを交わした。その情熱的なキスは禁断の愛の象徴だった。彼女たちは、家族や社会の束縛に屈することなく、本当の愛を叶えるために生きていくことを決意したのだ。

しかし、この物語はまだ始まったばかりである。紅華と碧雫の秘められた愛の物語が、さらに激しく燃え上がっていくのだった。